中学受験塾の入塾テストを受ける前に確認しておきたいこと

中学受験塾では塾に入るのに入塾テストというものが一般的に行われることが多いのですが、これを気軽な気持ちで受けてはいけません。

 

成績によって塾に入れないということはないのですが、入塾後に大きく影響するからです。

 

入塾テストを気軽に受けないほうが良い理由

入塾テストで不合格となることはまずないのですが、この成績がクラス分けに使われます。いまの自分の実力にあったクラスで勉強できるというのがメリットですが、デメリットもあります。

 

それは、自分はこんなものと限界を作ってしまうことです。

 

一番上のクラスでないところに入ったことで、自分は頭がよくないんだと思ってしまうことがあります。小学生の場合はこうした思い込みが強いものです。

 

友達と競争することでもっと上を目指そうという気持ちがある子であれば問題ないのですが、競争慣れしていない子だと、そのクラスで停滞してしまうことになります。

 

入塾テストは入る前提で受ける

また、入塾テストを受けたからと言って、塾に入らなければならないわけではありませんが、友達が受けるからとつきあいで受けさせるのも良くありません。

 

テストを受けたことで、勉強する気になる子もいるからです。

 

うれしいことのように思えますが、そのときになって塾の費用の想定外の高さにビックリして、塾をあきらめさせるというのは良くありません。一気に勉強する気を失ってしまいます。

 

中学受験の場合は4年生から塾は塾側の理屈

中学受験をするなら遅くとも小学4年生から塾に入らないといけないと言われますが、これはあくまで塾側の理屈です。

 

なるべく早くから塾に通わせたいという理由と優秀な子を早めに囲い込みたいという理由から塾が言っていることに過ぎません。

 

5年生、6年生からでも難関志望校に合格する子はいますし、そもそも塾に通わなくても第一志望に受かる子もいるぐらいです。「4年生から」にはこだわる必要はありません。

 

学習習慣をつけることが目的なら塾以外のほうが良い

中学受験はするかどうかわからない。ただし、どちらにしても中学校以降も勉強は必要なので、早いうちから子どもに学習習慣をつけさせたいという人は少なくありません。

 

確かに、その通り。
学習習慣があるとないとでは中学、高校に行って成績に差が出ます。

 

そこで塾と考えるのかもしれませんが、学習習慣をつける目的であれば、行くことで強制的に勉強しなければならない塾よりも家庭学習のほうが効果的です。

 

昔は家庭学習というと問題集が送られてくるだけの通信教育しかありませんでしたが、いまはタブレットで勉強できるものや分からないことはインターネットを使って質問できるものもあります。

 

また、ITが発達したことで、以前よりも続けられる仕組み、やる気にさせる仕掛けがついているのも特徴。中でも小中学生向けでオススメは勉強サプリというもの。

 

学習習慣をつけることが目的であればコレで十分です。

 

小中学生向け家庭学習ソフト

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