公立中学だと何年生から塾通いを始める人が多いのか
公立中学校に通っている生徒の学年別の通塾率についてのデータがありました(文部科学省「子どもの学習費調査(平成26年度)」)。
受験学年の中学3年生になってから塾に通い始めればいいのか、それとも1年生から通っている人も多いのかなど気になる人はチェックしてみてください。
公立中3年生の通塾率は84.3%
公立中学校に通っている中学生の学年別の通塾率は下記のとおりとなっています。
- 中学1年生 … 60.6%
- 中学2年生 … 65.3%
- 中学3年生 … 84.3%
(データ出所:文部科学省「子どもの学習費調査(平成26年度)」)
学年が上がるにしたがって、塾に通っている生徒の割合も増え、受験学年となる中学3年生では8割以上の生徒が塾に通っていることになります。
3年生はほとんどの生徒が塾通いしているというのは予想通りでもありますが、意外なのは1年生。すでに1年生の段階で半数以上の生徒が塾通いをしています。
受験は先なので、まだまだと考えている人もいるかもしれませんが、これだけの割合の人が通っているとなると差をつけられないようにしなければなりません。
塾に通わないまでも、学校以外での勉強をしておくことが大切と考えられます。
中学3年で年間38.7万円
気になる塾の費用はというと、学年別の支出者の平均は下記のとおりです。
- 中学1年生 … 20.6万円
- 中学2年生 … 24.7万円
- 中学3年生 … 38.7万円
(データ出所:文部科学省「子どもの学習費調査(平成26年度)」)
やはり金額でも受験学年の3年生が最も高くなっています。
ただ、金額は済んでいる場所(都市部は地方か)によってもだいぶ違います。
中学生全体の平均ですが所在地による塾の費用の違いのデータがあります。
- 人口5万人未満 ………………… 20.5万円
- 人口5万人以上15万人未満 … 26.5万円
- 人口15万人以上 ……………… 27.4万円
- 特別区、政令指定都市 ………… 38.5万円
(データ出所:文部科学省「子どもの学習費調査(平成26年度)」)
住んでいる場所によって2倍近い差があります。
参考にしてみてください。