中学受験塾で成績がスランプなときの勉強法
中学受験塾の中には定期的にテストを実施して、その成績に応じてクラス替えをしているところもあります。このことで競争原理が働いてモチベーションアップにつながる子もいます。
ただ、勉強しているのに成績が上がらないスランプ状態になってしまうと、このシステムはいい影響を与えません。勉強に対する自信を失ってしまうからです。
そんなときは、視点を変えてみることが必要です。
塾の成績がスランプになってしまう原因
学力は一直線で右肩上がりに伸びるものではありません。
停滞期が続いたあとで、一気に伸びるのが一般的です。
いままで右肩上がりで伸びてきたのであれば、それはスタートラインが低かっただけです。停滞期に入ったということは、ワンランク上に行くための準備期間です。
ただ、この準備期間中に勉強を続けないとワンランク上にはいきません。これがモチベーションの維持も含めて難しいところです。
特に成績によりクラスが変わる塾では、自分が停滞していることが目に見えて分かってしまうので、ここで勉強を続けるのはカンタンではありません。
どうしても、ココが限界かと思ってしまうものです。
そんなときは、気分転換を兼ねて勉強法を変えてみることが効果的です。
成績が変わらないのに、同じことを続けるのはシンドイ作業です。
「別の方法を試してみよう」となれば、気分も変わります。
大切なのは勉強を続けること
大切なのは勉強法を変えることではなく、勉強を続けることです。
勉強を続けるために、新しい勉強方法を取り入れてみるという発想です。
できれば、塾でのいまの勉強は続けたまま、新しい何かを取り入れるようにしましょう。塾での勉強はちょっと行き詰っているだけです。こちらはキープしておきましょう。
いまの状態に新しいものを加えるとなると、負担になるようなものはできません。別の塾にも通い出すという方法は消化しきれないだけです。
それよりも、タブレットを使った勉強法を試すといった軽いものでOKです。
自宅で動画を使って勉強するソフトなど気軽に試すことができるものも増えています。
こうしたものを気分転換代わりに使ってみてください。
塾との併用でも負担にならないですし、新しい気持ちで勉強に取り組めます。
勉強さえ続けていれば、スランプは一時的です。成績がワンランク上がるときまで、勉強を続けるために新しい勉強法を取り入れてみてください。